人は生まれながらに未熟です。
そして、人生は順風満帆ではなく、外的な要因にも翻弄されながら、良いことも悪いことも起こってきます。
運不運の分かれ道は、苦難に遭遇した時、原因を相手や環境に求めるか、自らを振り返るかで大きく変わります。
これを私は「解釈力」と呼びます。
自分の人生は誰のものでもなく自分のものであるからと、我が人生をもっと良くしようとする己の心には無意識に「我」わ がために願望を叶えたいとする「落とし穴」が存在します。
人を排除し、自分だけになっていく が「我」。自分の損得だけを考え、自分が正しいと周りを下げる心であればあるほど、人からの共感は得られない事態に陥るのです。
他人のせいにしたり、周りのせいにしたりと起きたことへの解釈は自由ですが、自分らしく生きると言いながら、自分の人生の権限は他人や周りにあると言っているようなものです。
人生の全ては自分に責があるのだと 勇気を持って自分を振り返り、心の誤りを捨てた時、応援者が現われて、新境地が拓かれるのです。
「自分を正当化する前に、相手を理解しようとすれば きっと上手くいく」