エネルギーとは何かを知る前に、エネルギーの流れと動きを知る必要があります。
まずエネルギーには、電気や熱、光などのいろいろな種類がありますが、全てのエネルギーを辿るとフォトン(光子という素粒子)・・・つまり太陽に至ります。
「カロリーとエントロピー」
私たちが口に入れる食べ物や飲み物が、カロリーで表されることを誰もが知っています。一番身近なエネルギーの捉え方です。そして、売られている商品にはカロリーが表示されています。外食のメニューにもカロリーが表記してあります。メニューから注文した肉料理に添えてあるニンジンは、採れたてだろうが、冷凍だろうが腐れかけだろうが100g37カロリーです。
実は、採れたても、冷凍保存も、腐れかけも同じカロリー数なのです。でもどれが美味しいかというと、もちろん「採れたて」です。(※それを麻痺させるのは調味です)
カロリーとはただの「量」なのです。量は時間が経っても変わりません。
ノンカロリーとか、カロリーオフは、健康にとって意味がないのです。
美味しさの違いは、エネルギーの何が異なるかというとエントロピー「質~クオリティ」です。
大切なのは、質「エントロピー」です。
エネルギーの質が高いものとは、時間の経っていないもの、自分の近くに育つもの・・・つまり、旬のもの、輸入品でないもの、地のもの、加工されていないもの、採れたてのものです。それは、生き物(命)です。人工物にエントロピーは最初からありません。そして、時間とともに質が変化し、その質は元には戻らないのです。
エネルギーの動きにはオン(陽)とオフ(陰)があり、陽とは拡散であり、陰とは収束を表します。その動きは1つのエネルギーが縮んだかと思った瞬間広がりきったピークまでの間に、どれだけエネルギーが緊縮(バイブレーション)するか、拡張(オシレーション)するかが、全ての物質の振る舞いという「質」を決定します。
oscillateは「揺れる」「振れる」、vibrateは「震える」
全ての物質は、フォトン(光)がぶつかった瞬間に音色を奏でます。これを発光スペクトルと言います。そして動きのふり幅がリズムになります。そのリズムの速さが物質の密度(硬さ?)を表します。
このふり幅リズムのことを周波数(ヘルツ)といい、周波数がより大きければ、またはより速く動ければ、酸素や窒素のように物質は、さらに軽くなって、密度も減ります。
例えば酸素は50~70ギガヘルツの周波数になり、地球上特に北極圏では、緑色になって可視化されます。
本当の「色」とは、この地球上に降り注ぐ目に見えない物質であり、光子(フォトン)と呼ばれるものです。光子という太陽の光は混ざり合うことで白になり、私たちは眩しさを覚えるのです。
光子は、地球上のさまざまな物質に吸収され、吸収されなかった光子が私たちが可視化し認識する「色」として目に中に反射され映りこみます。
例えば、水は赤色を吸収して、熱を帯びます。最後に残るのが青色です。
水素はピンク、酸素は緑、窒素は紫です。朝日や夕日は、大気の厚さの影響を受けて青色が吸収され、赤色や橙色に見えるのです。
光は色であり音です。つまり、物質が集まっている地球上では音と光と色は三位一体なのです。
つまりエネルギーとは、私たちの周りにある全てのものなのです。