私たちは天と地の間に存在していて、そこで私たちが生滅しながら命を営みます。
天地は「あめつち」とも読みます。
あめとは、命を育む水が生み出される空。天体が射す方角でもあります。
つちとは、命を育む木が生み出される陸。人が立つ舞台でもあります。
天地とは、私たちの学びの場であり、育成の場そのもの。その天地に「自然」「至善」「史前」の尊さを感じたときに愛を感じるのです。
子供にとっては遊びが天地。
大人にとっては働きが天地。
子にとっては母が天地。
親にとっては子が天地。
妻にとっては家庭が天地。
夫にとっては社会が天地。
女にとっては親和や繊細が天地。
男にとっては闘争や豪胆が天地。
愛情の対象に気づくとき、こころからこれを愛し労わり、大切にし愛護するようになるのです。
この気づきは言葉を輝かせることで育まれます。
「誉める」ことをやってみましょう。光の言を発しましょう。
誉めるには良い面を見なければならず、善い面を見れば尊敬するし真似たくなります。
真似れば自分が成長します。
成長の場は自分で育むのです。