ミアズマ (μίασμα, miasma) とは、瘴気のことをいいます。ギリシア語で「不純物」「汚染」「穢れ」を意味し、漢字の「瘴」は、病とそれを生む風土を意味します。
瘴気は、古代から19世紀まで、ある種の病気を引き起こす「悪い空気」と考えられていました。熱病を起こす原因は山川などの土地(風土)の毒気にあると言われていたのです。しかし19世紀後半に微生物が発見されると、空気ではなく微生物やウィルスとの接触で病気は引き起こされるという考え方が主流になっていきます。また、そのあと微細な重金属、化学物質、体内に作られたプリオンたんぱく質も発見され過剰に蓄積したことで病気につながる原因になっていることを私たちは知識として理解しています。
感染症とは感染源というウィルスや微生物に接触して起こります。感染源に接触しても発症するかどうかは、接触者自身の免疫や栄養状態、さらに感染源の種類などの複合的な要因が関係します。なぜ感染し病んでしまうのかということに意識を向けると、「ウィルスや微生物単独では病気は発症しない」ので、ウィルスや微生物を育ててしまう人の素地(生活習慣や持病)があるかないかで変わります。
素地は肉体(器官や組織や細胞)に、そして精神(経絡やチャクラ、思考や意識)にもあります。
精神も肉体もエネルギーに影響を受けます。エネルギーとは感情、環境、栄養、構造、スピリット、人間関係も含めたもので状況に応じてすぐ変化するものです。そしてそれらは免疫に強く影響します。免疫とは皮膚や粘膜に存在する免疫抗体と免疫細胞であり、その多くは腸に存在する免疫細胞である白血球が担っています。特に腸内の細菌と白血球が協力し合って免疫を発揮します。
抗体を作るためにワクチンを打つのではなく、お腹を温め白血球や腸内細菌を活性化することで解毒を促します。免疫力が強すぎて自分を傷つけてしまう(自身の細胞やタンパク質を異物と認識して攻撃してしまう)自己免疫疾患は重金属や化学物質が排出できていないからであって、抗体がないからではありません。アトピーや花粉症はワクチンでは治りません。腸を整えることが大切です。
免疫抗体
免疫グロブリン(Ig):抗体の産生を引き起こした感染源と、特異的に結合することが可能なたんぱく質。
免疫細胞
顆粒球とリンパ球による白血球。腸の表面積が粘膜の70%を占めています。
怒りや恐怖、悲しみといった停滞した感情や囚われた認識、憎しみという勘違い、入り込んでしまって出せない重金属や化学物質。放射能もミアズマといっていいでしょう。現代のミアズマとは、体内で育まれる瘴気です。実際に症状がなくても、治療していたり手術を受けてもミアズマという情報は肉体や精神に残っていることがあるのです。不快な状態(免疫低下、過度なストレス、疲労感、我慢)にあるほどミアズマが精神に影響し肉体へと現れてきます。それは実際に微生物やウィルスがなくても、実在するかのようなエネルギーを持って近い症状になるのです。このミアズマによって人間は老いるのです。ミアズマは生きている限りなくなることはありません。ただし理解し共存すること、コントロールすることで表面化することを抑えることはできます。
それは、自分らしく生きるということ。目標をもって自分を表現することです。
ミアズマのレベルは
・D1
急性の肉体の調整レベル
‣D6(C3)
亜急性の肉体の調整レベル
・D12(C6)
慢性化した肉体の調整レベル
・C-30
感情とサイコマティック(心身=肉体と精神)の調整レベル
・C-200
高熱などの精神(メンタル)の調整レベル
・C-1000
潜在意識の調整レベル
・LMⅥ
スピリット、カルマの調整レベル