羨ましがられる人、魅力のある人、元氣な人、エネルギッシュな人…そういう人たちと何が違うのでしょう?それは、協力しようとは思っていても損をしそうだから、自分でしようと決めることが多い人です。協力し合うか、一人で抱え込むかの違いです。
ある人は、自分だけで30キロの大きな石を担ごうとして、腰を痛めます。
ある人は、他人の力を借りて、100キロの岩を軽々と持ち上げるのです。
エネルギーを高めることとは協力し合うこと。繋がること。結ぶこと。
協力し合う人は、助け合って力を出し合い目的を達成します。
一人で抱え込む人は、孤独になりやすいので、自分以上のエネルギーを使って疲れます。自分の居場所を求めている、嫌われたくない、認められたいと望んでいる人ほど、人並み以上の努力をします。例えば、ピアノができるようになりたいのに一生懸命英単語を覚えようとすることは目的がずれていると理解できるはずです。自分の居場所を作ることが目標なのに、いつの間にか孤独になって、自分の力をどこまで出すのかということが目的になっているのです。まさに本末転倒です。
目的を明確化すること、もちろんただそれだけでは実現しません。
なぜなら自分ができると思ったことができるとは限らないからです。さらに、自分ができないと思ってしまったら、絶対に実現しないのです。行動に移し、成功すること失敗することを体験し、目標達成のために体験の工夫をすることです。
人は誰でも
- お金をより多く得たい
- 理想の相手を得たい
- 社会で出世したい
という欲求を少なからず持っています。
しかし、本当にお金やモノ、良好な人間関係、社会的立場を得ることが最終目的なのでしょうか。
恐らく違うと思います。
お金やモノ、良好な人間関係、社会的立場を得たいという気持ちの根底には、それらを得ることによって
- 自信を持ちたい
- 安心感を得たい
- 優しい気持ちになりたい
- 満足感が欲しい
という気持ちがあるはずです。
例えば、年収1000万円欲しいと思っていたとします。
でも実際は1000万円を得られる人間になりたいのではなく、
「お金を持つことによって感じられるであろう気持ちが欲しい」
ということです。
例
なぜ、年収1000万円欲しいのか?
- マンションに住みたいから。
- お金に苦労しない生活をしたいから。
それはなぜ?
- 優越感に浸れるから。
- 自分に自信を持てそうだから。
- モテたいから。
つまり、本質的に得たいと思っているものは、全て「よい感情・気持ち」です。
良い結果を出したいというのは、良い気持ちを得るための手段にすぎないというわけです。
何のために何を実行することで、何を得るのか?を考えることが大切です。
意識を集中し、実行し、経験から工夫し、またそれを繰り返すことです。
それは、人生の目標を設定することです。
「FOCUS」(集中)
「ACTION」(実践)
「REPEAT」(反復)
もし、仕事で結果を出して自分に自信を持てたら、それはどんな感じですか?
それをリアルに想像した時、「自信を持てた自分」なら、どんなことを成し遂げられそうですか?