普通、からだを流れるエネルギーは自然と交わることで循環し、体内のエネルギーも増えたり減ったりしながら、調和を保っています。
MTをして好きなものは好き、嫌いなものは嫌いというふうに(心)気持ちと(身体)無意識が正しく反応する。これが調和の取れたエネルギー状態です。
どんな人でも、どうしよう…と何かストレスを感じているときや、これはヤバイぞ…と動揺しているときには、エネルギーのアンバランス現象が起きています。
この状態を、エネルギーの反転(極性逆電圧)といいます。
琉球キネシオロジーでは、ブロッキング(スイッチング)といいます。
確認する側が、腕を押した時、YESもNOもどっちも「ググッ」となって固まった状態になるか、YESもNOもどっちも「フニャフニャ」になって力が入らない状態になることです。
人に気付かれたくない恥ずかしいことや、隠したいことに動揺しているような時には、エネルギーの反転(ブロッキング)が必ず起きています。この時、筋肉反射テストは使えないので注意する必要があります。
それ以前に、確認する側の感覚が、「これは腕が止まっているのかな?それとも腕が止まらないNOの状態なのかな?え?どっちなの?」と曖昧な感覚になってしまい、上手に感じることができないのかもしれません。もちろん、第一に練習を重ねて確信をガチッと掴みきることが大切です。
1キネMT
- お互いに自然呼吸で、受け手側の肘の曲がりに注意しながら圧をかけます。
- 優しく優しくソフトに握って、優しく圧をかけます。
- 筋肉には遊びがあるので、腕が止まる場所を見極めて、その場所から押す習慣をつけます。
- 同じ圧を心がけます。
- 無心で押すこと(先入観は敵)を心がけます。
そして確認する側の感覚が合っているのか、間違っているのかという事も踏まえて、MT(筋肉反射テスト)を実施する前に、まず受ける側も確認する側もエネルギーのバランス調整を行う必要があります。
それが、PACE(ペース)と呼ばれる、簡単なエクササイズです。斎藤慶太さんが採用している、臨床で効果を出しているシンプルな動作で、脳と全身のエネルギーバランスを調整する方法になります
PACE
- 水を飲む(水分チェック)
- ゆふ(兪府)を押す(ブレインボタン)
- 対角に片手片足タッチ(クロスクロール)
- 手足クロスで深呼吸(原始反射の解放※)
- エネルギー玉の圧縮(両手で脳玉を作ってエネルギーを感じる)
- 親指を立てて⑧の字で目で追う(レイジーエイト)
- ESR
4. 手足クロスで深呼吸(原始反射の解放※)
ATNR(非対称性緊張性頸反射)=身体と動作の左右差が起こる反射
- からだの真ん中を行き来する作業が苦手
- 字を書くとき紙が斜めになる
- 慢性の肩こりや首こり
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