傷ついたり、出血したり、骨折したりした時に、緊急で手術や投薬が必要です。でも手術で傷は消えませんし、骨はくっ付きません。悪い部分や機能しない部分を切って取り除き、縫ったり固定して、症状が収まるまでの外科的対処療法が手術や投薬の役割です。病気になってから「治す」には、時間が巻き戻るのではなく、多く進んで過ぎ去っていく上にとても面倒で、多くの努力を必要とします。その間、苦痛は本人だけでなく、家族にも与え続けます。検査したり、手術したり、薬を飲んだり、また再検査したりと時間がかかる上に、治りにくいのです。
そして、最終的に術後の自分のからだを治すのは、休養に支えられた自然治癒力です。
自然治癒力が、骨を再生し、傷を修復し、臓器の機能を元の状態(元のエネルギー・元氣)に戻してくれるのです。
「回復」とは、「もとの状態に戻す」、「一度失くしたものを、再び取り戻すこと」とあります。戻すとは以前と同じ状態にすること、あった場所に返すことを指し、あたかも過去の「あの頃」に時間が巻き戻るかのように感じるかもしれません。
でも過ぎた時間は戻ることはありません。今の病気や不調から過去に戻れるというのは錯覚です。今はバランスが取れていないだけですから、自らバランスの取れる新しい自分に変わりましょう。つまり回復とは、もとに戻るのではなく、先に進むための新しい感覚を作り上げることです。
Harb396の「r」は「回復」リカバリー(recovery)のrです。
Harb396の提案する回復とは、自然治癒力を高めた上での新たな感覚作りです。
新たな感覚とは、行動しようと思うこと考えることではありません。
肌が痒いのか、痺れるのか、熱いのか、冷たいのか、どういう動きをすれば自分が苦手なのか、得意なのか「行動とともに刺激を通して情報を得る」ことです。
また、生まれ出た感情を「意識を通して認識する」ことです。
・ホールブレインや高速立体振動で「運動を体験する」ことで血流改善と関節の可動域が改善します。
体を動かし、血流を上げることで、全身にホルモンをバランス良く回すことができます。特にヨガやストレッチはゆっくり動かし深呼吸することで体の緊張をとり血行が良くなります。
・インセンスの香りを嗅ぐことで記憶を呼び覚まして、緊張を解します。
・身体を暖めることで血流が良くなり、緊張を解します。
・音楽を聴くことでリズムや抑揚、音程でバイオリズムが整います。
・1/f揺らぎ音や倍音を聴くことでも細胞レベルでリズムが整います。
「変わりたいけど現状も維持したい」人の特徴があります。過去を思い起こし、未来を不安に思う人です。「こうなるはず」「失敗するかも」「損するかも」「馬鹿にされるかも」と思い込んで本当にやりたいことをやらないので、現状を維持します。
あいまいにすれば、苦しみも和らぎますが、楽しみも感じ取れなくなってしまうのです。小さいときから成長した今、向き合って感じれば、自分が経験していることには、苦しいことだけではなく、小さい時は感じ取れなかった楽しいことも情報として記憶として認識する、理解することができるのです。