私たちの人生は、生を受けた瞬間から始まります。
その始まりから終わりまでの人生は千差万別ですが、規則性も見出せます。
何故なら、回転する宇宙という大自然の中で生きているからです。
生きるとは、リズムを生み出すこと。
生きるとは、リズムを感じること。
生きるとは、リズムに適応して変化すること。
例えば、姿形。
貝殻の形や模様、動物の毛の模様、亀の甲羅の模様、目の光彩や指など
植物の種や枝の別れ方や葉の付き方など
例えば、環境。
雲の形、地形、四季、天候など
私たちの周りにパターン化された等間隔の空間ができあがりますが、これは波という振動周波数(フォトンと量子)が作り上げるものです。これらはフィボナッチ定数の中に見出されたり、フラクタル図形として見出されたりします。
これは、自然のリズムという宇宙の回転場が、肉体的にも精神的にも、人生や運命に影響しているということです。
例えば、何らかの外的なエネルギーで攻撃性が高まる運命にあるとしましょう。その攻撃性をどう使うかはその人の意志と行動で変わります。
告発するという巨悪を糾弾する攻撃性にもなれば、
攻めが必要なスポーツに昇華させた攻撃性にもなれば、
いたずらに他人を攻撃するドメスティックな攻撃性にもなるのです。
つまりその人次第で変わるのです。
攻撃性というエネルギーをポジティブと受け取るかネガティブと受け取るかは、その人に委ねられます。その人が攻撃性を悪い習慣にしようとしているならば、多くの気づきと努力が必要になるかもしれません。でもその尊い気づきと努力を重ねることで、人生は確実に幸せで豊かになります。
ただただ、外的なエネルギーのせいでこうなるのだとしていては、もったいないなと思うのです。
欲を満たすための目標設定を達成しても、幸福感に浸るのは一時です。
なぜなら達成した本人が、その欲としてもっとこうあるべきだ、こうしたいと飽くなき目標のボーダーラインを上げるために、幸福感が持続しないのです。そうすると、次から次へ幸福感を満たそうと目標を新たに探していきます。これでは、いつまでたっても満たされません。
毎日接しているニュース(まだ知られていない珍事や新しい情報)には慈善や徳の報道はなく、犯罪事件、事故といった「気をつけなさい」というネガティブエネルギーが意図的にありますから、接すれば接するほど自分自身にも不安や悪い部分を感じるセンサーだけがバージョンアップする癖がついてしまい、自分を含めこうなって「当たり前」のスパイラルになっています。要は気にするようにネガティブを探すことが「当たり前」になっています。暗く悪いものを探し出そうとするパターンが身についてしまっているのです。
病気がないことが健康ではありません。
健康になるために、一生懸命頑張って病気と闘えばいいわけでもありません。
なぜなら目標を達成し成功するたびに脳が成功のための目標の定義を再設定しますから、成功の向こう側に幸せがあるのであれば、脳はいつまでも辛いうえにたどり着けないのです。
あなたの歩む人生という道を照らし、不運を回避する方法があります。
あなたが人生で創造したいものはなんですか?
あなたはどうしたいですか?
あなたは何を表現したいですか?
脳がパターン化している固定観念という悪しき習慣を変えることができれば、現実を変えることができます。そのためにできること、やるべきことは気づきと努力です。
そのために脳を活性化しあらゆる学習機能をONにする必要があります。
そうすることで脳の回路を書き換えることが可能になり、より楽観的で成功するように脳が働くようになります。
それはただひとつ「感謝」することです。
そうすることで、明るい良いものを見つけようとするパターンが身に付きます。
感謝とは感じて謝る(素直になる)こと。これは自分の愚かさに気づいたり、相手に手間や気遣いをさせてしまったことに気づいたり、役目を終えたものへの別れの時が近づいたことに気づいたことだったり、無言の見えない存在に対して、厳粛にそして謙虚になろうといったような気持ちが心の中に湧きおこるものです。
すがすがしい気持ちであると同時に、謝りたい気持ちがあります。
それが「ありがとう(有り難し)」の気持ちなのです。
目標達成は、知識という憶測によって成功できるのは1/4だけで、のこりの3/4は楽観の度合いや周りからの支援で成功します。つまりストレスという試練や問題を脅威ではなく挑戦と受け取る能力にかかっているのです。
人生の目標を設定する前にやっていただきたい手法として、
新たに感謝できることを3つ、毎日紙に書いてください。
これを月の満ち欠けの期間である28日間(約1か月)続けてみてください。
そして意識して親切な行動をとってみてください。
そうすることで、周りの雰囲気が変わり「場」のエネルギーが変わり、その「場」にいる人にも幸せな気持ちが波及すると思います。場をより良くすることがこれからの時代に求められる集団意識なのです。