私たちは、まわりのことを知るために五感(見る・聞く・触る・嗅ぐ・味わう)を使いますが、そのうち「見る」と「聞く」で大半のことを理解します。
見るのは色であり光であり、聞くのは音です。
ただ、私たちは目の前にある色や音の全てを理解することも覚えることもできません。
あまりにも眩しすぎたり暗すぎたりする色は、覚えませんし、
あまりにも高すぎたり低すぎたりする音は、覚えることはできないのです。
X線や赤外線を認識できませんが色と同じように存在します
可聴領域は狭いですが、耳ではなく「感じる」こともできる骨伝導感覚があります
覚えているということは、目や耳で感じたということなので、音とは何かを知ることが大切となってきます。音とは空気の「揺れ」です。揺れがいろいろなものを介して伝わり、耳に届きます。
私たちが感じる音は、揺れを起こすもの音源がなければ音は出ませんし、音源と耳との間に揺れを伝える何かがないと、やっぱり音は聞こえません。
基本的に摩擦つまり、こすれると揺れが起こり、音になります。
つまり私たちは、その音を聞いているだけでなく、感じているということです。
私たちは、その色を見ているだけでなく、感じているということです。