鏡は対象を映す物質です。
そこに映るのは自分自身。そして自分のこころ。
言い換えると・・・
目に映る全ては物質です。
見ている映像、植物もコップも歯ブラシも全て鏡です。
そこに映るのは自分自身。そして自分のこころ。
なぜなら、
自分が怠けていれば、怠けた形をしてそこにあります。
自分が愛情を持って接すれば、愛を湛えてそこにあります。
自分が嫌えば、邪魔をするようにそこにあります。
自分が強いれば、反発するように壊れてそこにあります。
自分が愚痴をこぼしていれば、騒々しく騒がしくそこにあります。
自分が仲良くしていると、穏やかにそこにあるのです。
自分が乱暴に扱えば、牙をむいて飛び掛かってきます。
自分が丁寧に扱えば、従順に働いてくれます。
泣く人をみるのは、自分にも泣きたい心があるからであり、
怒る人をみるのは、自分の中に怒りたい心があるからなのです。
自分が今フォーカスしていることが、自身が見たいものを自分に見せ、それを自分に体験させるのです。